速い潮への対応
11月3日(日) 曇り 気温20度 水温20度 大潮 新月
久慈沖出船の予定だった。
しかし、2日に出船した船長によると暖水塊が入りだし、水温が一気に3℃も上昇し、
青物が一気に口を使わなくなったとのこと。
出船は見合わせることになった。
思案を繰り返す。
涸沼にしようか? 鹿島アジにしようか? 子供と遊ぼうか? 家の仕事を片付けるか?
ブリ系、ヒラマサ、マダイ、ヒラメ? いずれかを持ち帰り、魚を食する予定でいた。
新月、満潮15:06、干潮21:55 南よりの風、有義波は落ち着いている。
もろもろの条件を鑑み、
午前、家の仕事。夕マズメから干潮潮止まりまでの数時間勝負の鹿島、
ということに落ち着いた。
前回の鹿島からは、ずいぶん日が経ってしまったので、これも状況がわからないが、
一応マダイ狙いも用意していく。
16:30から20:00まで17,8センチから25センチまでの35匹。
さすが新月大潮、潮はガンガンに流れている。さすがに鹿島でカッ飛ぶという訳ではないが、
かなり下げが効いていた。
ナチュラルドリフト、潮上がら流してくる。
同調させれば違和感無くワームを飲み込む。したがって大きいバイトはでない。
下手したら居食いしているような感覚。
潮上から流してきても、やはり潮のよれ、変化がある場所で食ってくる。
これがわかるのは自分のタックルではピンキーのなせる業。ピンキーはエライ。
試しに、ダウンから逆引きで動かしてくると食いは良くない。
ひったくるようなバイトがでたり、つついたようなバイトがでる。かかりも浅い。
流れをクロスさせるように動かすとやはりダウンよりアップクロスの方が反応はいい。
この日は潮が速かったこともあり、こういった傾向が顕著にでたのだろう。
他のアジンガーと話をすると、芳しくないらしく、
潮の流れとヨレが見つからないと捕獲すら間々ならない様だった。
アジのジアイが過ぎてから、マダイをねらってみる。マダイ用のアジスプを仕込んできた。
これは空振り。まあ、大体予想はしていたのだが。
フグとシロギスのみ。
あれだけいたチャリコは全く反応しなくなった。どこかへ行ってしまったのだ。
チャンスを逃すということはこういうこと。
前回、今アジスプがあれば結構行けたはず。来年も同じような海の中とは限らない。
同じ海は2度とない。一度検証しておけば良かった。涸沼に気を取られてしまった。
まあ、これは涸沼も同じだが。
時間が早いので外海にも顔を出してみる。
予想ではダメなはずだが。
予想通りアジはいなかった。
大潮の下げでは入らないと思っていた。この日は間違いではなかったようだ。
おそらく朝マズメに入ってくると思うのだが、その検証はできない。
ひとまず満足。
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