ジョイクロを咥えないシーバス
10月22日(月) 中潮 気温20℃ 水温19℃ 晴れ
最低気温が10℃を割り,涸沼周辺6:30の時点で7℃。
今シーズンはいくらか遅いのか。
自分の中では,最低気温が10℃を割るようになると,そろそろ終わりが見えてくる。
準備をしていると,水の状態が芳しくない。
濁りが入っている。しかも泥濁りが入り込んでいる色だ。
潮が入り込む汽水湖でターンオーバーが起こるのかわからないが,
理屈からすればそれっぽくもない。
自分的にはターンオーバーと認識している。
何れにしても,いい条件ではない。
7:00ごろベイトが動きだし,
大きいサイズは確認できないが,ポツポツボイルが始まる。
ベイトがよれたところに引き波系のルアーを入れてやると素直に反応してくれた。
魚体を投げ出し咥えてくれたのは65センチほどのいつものサイズ。
がっぷり咥えて安心と思い,やり取りをしていたら,5回目ほどの突っ込みで,
テンションが抜けて行った。思いもよらないバラシ。
まあ,始めてすぐのことのなので,良しとしよう。
そこから40分ほどはボイルはさほどではないが,
水面下でベイトを追い回している状況が頻発。
同じルアーを入れると下から突き上げること2回。
一瞬,フックアップするがやり取りする間もなくバレてしまう。
針先を確認するも問題はない。
魚のサイズも60クラスで口が小さいということはない。
嫌な予感が走る。今日はどうなんだ?
朝の時合が過ぎると,水面上は静かになる。
太陽も顔を出す,気温は低い,水温も恐らく1日で2℃下がっている。
やはり条件は悪い。
日中,ミスバイトの連続。フックアップに至らない。
そこそこの勢いでルアーに反応してくれるのだが,口を使わないのか針がかりしない。
ビックリしたのは,ジョイクロでもフックアップしなかったシーバスがいたこと。
ヒラウチからのポーズでひったくったのだが,針がかりせず?
不思議に思い,ルアーを確認すると,
ジョイント部の背側に大きな噛み後が残っていた。
どうやら腹側からではなく,背側から食った形跡。
それにしてもジョイクロに反応するのは,
まず大きい魚のはずなので食いきらないはずはないのだが。
バイトからしてもそこそこのサイズだったはず。解せない。
水温低下と,濁りが入ったことによる溶存酸素の低下が原因の低活性と結論付けた。
まだ,水温は19℃,今週気温が持ち直すので,
シーバスの抜けはもう少し先だと思われる。
なにしろ,カビボラがすくすく育っているので,大丈夫だとは思っているのだが。
今週末に,三番瀬でカヤックのリハビリを考えていたのだが,天候がすぐれない予報。
もう一度涸沼でお世話になりそう,涸沼から抜け出せそうもない条件です。
荒食い状況にぶち当たらないだろうか。
期待をする。
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