涸沼シーバスとマッチングザハッチ①
世の中で一番面白いもの。
サッカーと渓流のフライフィッシング。
この2つ選択嗜好は、30年以上変わらない。
しかし、悲しいかな、年齢を重ねるうちに、
二つとも満足にできる状態では無くなってきた。
サッカーに関しては
年に数回の練習と数試合をやれればいい感じ。
40手前に市民リーグを引退してからはそんな状態が続いている。
唯一の目標が毎年5月に行われる古河マスターズ。
しかし、それすらもままならない。
渓流のフライフィッシングに関しては、ここ10年、渓にすら立っていない。
渓流のフライの魅力は様々だが、
早春のマッチ・ザ・ハッチ。
新緑のころの日中、水生昆虫が飛び交い、
最も渓魚が素直に反応してくれる最盛期。
気温上昇とともに、水生昆虫の羽化の時間が夕暮れに
移り、それとともに捕食行動が始まる、イブニングライズの釣り。
ライズに合わせた、フライの選択。至極の思考時間。
水生昆虫のステージあわせた、フライタイイング。
フライの魅力を語るにはきりがない。
とにかく、パズルを埋めるピースの数が限りがなく、
フライフィッシャーそれぞれに無限に存在する。
自分にとってこれほど魅力的な遊びは見つからない。
にもかかわらず、物理的な距離が、好奇心を凌駕する。
関東近隣の溪に、近くても距離は100km前後。
ましてや、放流魚が大半を占める。
青森、秋田、岩手、北東北の渓流の魅力と、どうしても比較してしまう。
そういう理由もあり、渓流に足を運ばなくなった変わりに、
海の魚に相手をしてもらうことが多くなった。
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