無敵艦隊撃沈
ついに開幕ブラジルワールドカップ。
昨日の開幕戦。
ブラジルの勝利。前半20分は完全にクロアチアの時間。
あのブラジルが地元開催に、いまだデモも続けているという
考えらえないような経済不安定の中での開幕戦。
どれだけのものを背負っているのであろう。
相当な重圧があったであろう。
そんな中でのマルセロのオウンゴール。
人生終わってもおかしくないような自殺点だった。
それを救ったのは22歳のネイマール。
22歳といえば本当にまだ子供。
自分の子供のようだ。
あまりそういったプレッシャーを抱えるような性格ではないようだが、
抱えるものは想像できない。
しかし、当たりそこないの左足で入るのだから、
本当にネイマールの大会になってしまうのかもしれない。
クロアチアのキーパーには気の毒なゴールだった。
味方DFの落胆した態度にはかなり傷ついただろうな。
かわいそうに。落胆しても結果はかわらないし、いいことは何もないし、
マイナスにしかならないのに。
西村主審のPKはやり過ぎ感は否めないが、世界平和を考えれば
良かった笛だった。
クロアチアにしてみたらたまったものではないだろうけど。
そして、今朝のスペイン×オランダ戦
前回大会の決勝が早くも2日目に登場。
衝撃の結果が待っていた。
スペイン5失点の惨敗。コンフェデ決勝以来の姿だ。
本番中の本番でこの内容はショックが大きすぎる。
オランダの執念というかスペインサッカーを徹底して分析し、それを実行してみせたのだろう。
まったくシャビとイニエスタにボールを振れさせない。
今までのスペインサッカーを完全攻略したような試合。
ポゼッションはオランダが上回っていたんじゃないのか。
徹底した中盤でのプレッシャー。縦のパスがことごとく引っかかる。
全体として相当な運動量が必要なはずだが、それを90分間やりぬいた。
すげえ試合だった。
しかし、3点目は大きかった。
カシージャスへのキーパーチャージだろう。
あれで完全にスペインの流れは断ち切られた。
あの3点目がカシージャスのトラップミスを引きつけた。
精神的に切り替えが出来なかったのだろう。
チャンピオンズリーグ決勝の流れはそのままだったのだろうか。
これからのスペインはどうするのだろう。
立ち直ることができるのだろうか。チリとの2位争い。
得失点の-4、でか過ぎだろう。
2位通過では決勝トーナメント初戦はブラジルだろうから。
とにかく、スペインにとってはかなり険しい道のりだ。
ファンペルシーとロッベンはやっぱりものすごいけど。
やはり、ピークは過ぎてしまったのか、
どうにかスペインには立ち直ってもらいたい。
おじさんはスペインサッカーが大好きだ、まだ通用することを見せてくれ、
がんばれスペイン。
明日は日本の初戦。
コートジボアールに勝てるのか。
自国では呪術師がさかんに呪っているらしい。
呪いに負けずに結果をだせるのか。
釣りには行きたいし、W杯は見たいし、仕事は大変だし。
悩ましい。
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