掃除機を修理する

syouhou

2020年09月27日 11:35

 掃除機が止まってしまった。
 掃除機は三菱のTC-GXG7P-C。

 3年にも満たない使用歴。
 確かに、年中使っている電化製品ではあるが、
 今まで使っていた掃除機に比べると、
 壊れるのは格段に早い。

 解せない。

 調べてみることに。

 モーターがいかれてしまったのか?
 どうやらカーボンブラシの消耗くさい。

 確認することに。

 モーターにたどり着きさえすれば、
 何のことはない。部品の交換で済むらしい。

 問題は、鎧のはがし方。
 プラ製品なので、ネジだけではなく、爪で固定している可能性がある。
 ドライバーと、内装はがしを用意をして、
 モーターの取り出しにかかる。

 ネジを外していくと、運がいいことに、隠し爪などの、
 面倒な固定ではなく、素直にプラスネジで固定してあった。








 蓋と取っては6本のプラスネジで固定してあった。


 蓋と取ってがとれた状態。


 


 さらに車輪の上カバーを外すため2本のネジを外す。左右両側にある。



 
 車輪上カバーが外れた。モーター本体カバーが見えた。



 シルバーの基盤の下にあるのがモーターを包んだモーターカバー。
 この中にモーターが入ってる。



 基盤を外し、モーターカバーからモーター本体を取り出す。
 スポンジで保護されている。念のため配線も把握しておく。



 スポンジとカバーを外すと、カーボンブラシが確認できる。
 中央に見えるのがそれである。
 プラスネジ1本で固定してある。
 ネジを外し、こじれば外れる。ブラシは2本ある。



 ブラシを外すと案の定、摩耗が激しい。
 新品と比較をすると、一目瞭然。
 これでは通電できない。しかし、3年足らずでここまで減るのか。
 消耗品のため、仕方はないのだろうが。


 
 作業中は削れたカーボンの粉末で、掃除機内は汚れている。
 汲み上げ前に、雑巾で拭き上げる。
 粉じんも舞うので、マスクは必要。できればN95があるといい。

 モーターブラシの型番、2本必要。
 1本税抜き330円。



 ブラシ交換後、逆の順番で組み上げ、電源を入れる。
 モーターが回る。
 念のため、しばらく掃除機をかけてみる。
 問題ないようだ。

 どうやらメーカーで自己修理は快く受け入れてはいないようだ。
 発火等の問題もあるだろう。
 あくまでも自己責任になる。 

 しかし、3年弱で止まるのだろうか、あまりに早い。
 メーカーに修理依頼をすれば、1万程度は間違いないよう。
 商品自体は2万もしない。
 それでは普通、新品を買うことを選択するだろう。
 ブラシは完全に消耗品なのに。
 もっと物を大事にする仕組みにならないものだろうか。

 
 


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