トラフグで悩む
9月7日(土)中潮 晴れ 気温33℃ 水温24℃
8:30、浜に到着。
すっかり日は上り、くそ暑い。
駐車場には、カヤック車載と思われる複数の駐車。
すでに沖にはずいぶんのカヤックがいるようだ。
どうやら、SNSやらユーチューブやらで、場所をさらしている
輩が多いらしい。
すっかり、数年前までの静かなゲレンデでは無くなってしまった。
そういう時代なのだろう。
いいように取れば、人が多ければ、リスクも分散される。
何かあったときは、お互いに協力できることもあるだろう。
着いたときに、一人カヤックおじさんが出艇間近の状態。
声をかけると寝坊したらしい。
私も同じようなものです。
9:00前にようやく出艇。
べた凪、風はない。したがって海上もくそ暑い。
離岸後すぐにベイトの反応。
VJ28を投げると、すぐに反応。
魚がのるもサイズは小さい。
顔を見せたのは30cmくらいの小さなマサバ。
どうやらこれが付いているよう。
すぐに見切り、場所移動。
本日メインはマゴチ。
しばらくぶりに生ハム仕様が食べたくなる。
水深10mラインの砂地を目指す。
岸から500mも漕げば10mラインになる。
やはり沖には5艘以上のカヤックが見える。
遊漁船、プレジャーは確認できない。
風もないのでアンカーいらず、潮の流れにまかせ、流していく。
30分もすると50cm弱のマゴチを捕獲する。
2,3尾捕れれば満足なので、仕事は早そうな予感。
しかし、いつも通り。
そううまくはいかない。
反応するも、ソゲやフグ。
11:00前にようやくの反応。
着底後の巻きだして食ってきた、ヒラメではないので
そこそこのマゴチだろうと、寄せに入る。
案外の重量感、いいサイズだ。
表層付近までくると、予想外の瞬発力を発揮。
アオモノ?
一瞬、ドラグを出した。
顔を見せたのは、予想外のトラフグ。
丸々としており、みるからに旨そうだ。
当然、アルカリはズタボロにされている。
捕獲したのは、2kg以上はありそうな立派なトラフグ。
このサイズになると、アオモノ染みた瞬発力を発揮するのだ。
さてキープに迷う。
捌こうと思えば、自分でも捌けるだろう。
しかし、一時期、フグの資格に係わっていたことがあり、
何かと面倒なことがあった。
フグ資格は都道府県により、違いがある。
以前、茨城県は2種類の資格があったが、全国的に統一する
動きが出てきて、現在は一種類の資格になった。
資格者のいる飲食店や魚屋に持ち込み仕込んでもらおうか?
自分でやろうか?
さんざん、トラフグをにらんで考えたが、結局リリースすることにした。
名残惜しい。
その後は期待に反し、マゴチの追加ならず。
ソゲを3枚ほど、それから40cm程度のカンパチ。
14:00まで浮いたが、ダメだった。
キープはマゴチとカンパチのみ。
沖にいたカヤック集団は、11:00前にはみな撤収して行った。
それにしてもトラフグ、キープすれば良かったかな。
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