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2018年12月08日

鹿島 座布団をラインブレイク

 12月2日(日) 長潮 曇り 気温14℃ 水温18℃

 涸沼にてベイトタックルを喪失後、繰り返す虚脱感。

 釣りに行く気が失せてしまっていた。
 おかげで三番瀬のシーズンをやり過ごす。

 さすがに2週、3週とロッドを持たないと釣りに行きたい感情が
 ムクムクと沸き上がってくる。

 そろそろ鹿島周辺でシーバスを狙ってみようと鹿島方面へ
 出撃してみた。

 長潮、満潮はお昼過ぎのため、満潮手前10時ごろを目安に
 釣り場に到着。

 ほぼ一年ぶりの鹿島の海。
 状況は全く分からないので、見かけたルアーマンに声を掛ける。
 シーバス狙いとのこと。
 反応は全くないらしい。

 水温が下がらないのでまだなのか。
 事前の情報ではヒラメは好調のようなのでヒラメ狙いに切り替えても
 いいかもしれない。

 まずは釣り場に立ち、シーバスから。
 波気がそこそこあり、サラシもいい感じに出ているが、砂煙が幾分入っている。
 砂を巻き上げている状況はよろしくはない。

 サラシのタイミングでルアーを入れていくも、無反応。
 ルアーに着く魚体も確認できない。
 ダメである。

 そのうちルアーおじちゃん登場。
 一投目、ガツンとバイト。
 捕獲は70半ばの3kgクラスの丸々としたシーバス。
 やっぱりソコソコ回遊はあるらしい。
 おじちゃん、一本抜きあげとっとと帰宅していった。
 仕事が早い。うらやましい。

 しかし、シーバスはダメそうなのでヒラメに切り替える。
 すぐさま反応。
 サスケ裂波に下から突き上げる。
 おそらく沈みテトラの上に乗っていた個体だろう。

 波間に見えた魚体は50弱45クラス1kgチョイのヒラメ。
 掛かりはスリーフックのテールフック一本。
 完全にバレそうな感じ。
 波気があるのでタモでは危険。
 しかし、抜きあげも危険な香り。
 結局、タモを選択。
 案の定、波にもまれ、ルアーのフックがタモに掛かり、
 ヒラメは悠々と海に帰っていった。
 抜きあげの方が確立が高かったかもしれない。

 気を取り直し、バグアンツの8号ナス型重りのジカリグで底をたたいていく。
 1時間後、フォール中にコツンとバイト。
 送り込んでから合わせを入れるも、掛からない。
 着底させ、リーリングでワームを浮かせ横に移動。
 カーブフォール中に再度コツンとバイト。
 一呼吸置くと、グンと加えて反転した。
 合わせをかますと魚が乗る。合わせは完璧。
 おそらく飲み込まれている可能性。
 あわせた瞬間、かなりやばい大きさと確信。
 ショアからでは経験がないような重量感。
 
 どう考えても、タモに入らなそうな重量感。
 どう考えても、足場の高いテトラ上からは取り込めない大きさ。
 まいった。どうしたもんだろう。
 仕方がない、沖に走らせ、なるべく沖でへばらせ、ぐったりしたところで
 どうにか捕獲を試みようと決断する。

 ドラグをゆるめる。
 瞬発力抜群の抵抗を繰り出す。
 かなりの重量感。
 砂地がメインのため、ホシザメ、カスザメの可能性があるが、
 ホシザメにしては大きすぎる。
 カスザメにしては、走りが鋭すぎる。
 ましてやアオモノの引きではない。
 高確率でかなりのヒラメと判断した。

 ゆるめたドラグで沖への走りを断続的に繰り返す。
 しばらく沖に出してやり取りすること3度。
 いくらか抵抗が無くなってきたので、寄せに入る。
 時計を見るとやり取りは10分弱。
 これが行けなかった。そろそろかと油断してしまった。

 テトラ際まで寄せたはいいが、そこからまた抵抗が始まってしまった。
 今度は沖に出ようとはせず、下に潜ろうとする。
 水深は3mもないだろう。
 ドラグをさらにフリーにすればいいところを、
 強引に浮かせに入ってしまった。
 テトラにラインがこすれる感覚。
 やばい、やばい。
 さらに浮かせようとロッドで耐える。
 全く持って逆効果。
 さらに抵抗し下に潜る。
 ラインがこすれる。
 こと切れる。

 7号フロロがテトラにこすれてブチ切れた。
 やっちまいました。

 相当な大きさの魚だった。
 未熟そのもの。
 
 唯一捕る方法は、沖出しで弱らせ、
 ヘロヘロになった魚体を足元テトラを上手いことかき分け、
 ずぶ濡れ覚悟、波にさらわれる可能性を覚悟で、
 水際まで降りて、ハンドランディングしかなかった。

 ずぶ濡れと、波にさらわれる可能性に対して覚悟が足りなかった。
 またしてもやっちまいました。
 魚種は違えど、毎年、なにかしら、後悔してしまうやり取りがある。
 今年もまたやってしまった。
 ベイトタックル喪失に続き、やっちまった感。

 茫然自失でリーダーを組み直す気持ちも起きず、
 ましてや釣りを再開する気にもなれず。
 落ち込んだ気持ちのまま車に乗り込み、茫然自失のまま帰宅。
 
 またしてもやっちまいました。
 悔しすぎるぜ。



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