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2014年11月18日

涸沼でレッドテール?

 11月17日(月) 晴れ 長潮 気温15℃ 水温11.6℃

 久しぶりの平日釣行、最終涸沼を確認したく出席。

 日中気温が17℃程度に上がるようなので、
 ゆっくりと10時ごろから入水。
 ところが、水温上昇どころか、すでに11℃台。
 14℃あるかないかと予想していただけに、朝一の時点で
 すっかりルアーを投げる気がなくなる。
 しかも、ターンオーバー気味に水は濁りきっている。

 太陽も思ったほど顔を出さず、湖面を吹く風は水温を受けえらく冷たい。
 水温が上がる気配はない。
 よってベイトも動かない。

 12:00、そろそろ上がろうかと思案し始めた頃。
 RB77を着底させ巻き始めると魚の反応。

 これがとてつもない重さ。10kgどころではない感触。
 やべえ鯉か?感触からしてスレっぽい。
 鯉のスレ?にしてはトルクが違う。エイ?それとも違う。
 長い釣り人生で経験したことのない感触。
 一体何なのだ?
 タックルが12ポンドのナイロンラインにリーダーフロロ5号の
 ベイトタックルなので一切無理はしない。
 時計をみると15分、ラインが出たり入ったりを繰り返す。
 
 一体何なのだ、魚を見るのが恐ろしくなってくる。
 しかし、何かしら正体を確かめたい。せめて、姿だけでも。

 水が濁りきっているので相当寄せないと姿は確認できない。
 
 ようやくリーダーが見えてくると、やはり尾鰭にかかっているよう。
 尾鰭が少しだけ拝見できたが、これがとんでもないでかさ。
 鯉であればユウに1mは超えている。
 信じられないが、尾鰭からすれば2mあるような鯉。

 しかし、もう一度潜られる。
 少しのやり取りの後再度浮上させる。
 尾鰭がはっきり確認できた。赤い尾鰭だ。しかも広い。鯉とは違う。
 すぐに頭に浮かんだのはアマゾンに生息する魚。
 レッドテールキャット。
 いずれにせよ、釣りをしていて見たこのない大きさと形。
 
 次に魚体の一部がうっすらと見えた。
 丸い?ずんぐりむっくり?しかもかなりのでかさ。
 ほんとになんなんだ?

 好奇心と恐怖と畏怖。
 複雑な感情が入り混じる。とらえていいものか?
 どうランディングができるのか?
 迷いが、葛藤が、心の中を交差する。

 半ば強引に寄せに入った瞬間、水中でかいテールが暴れだす。
 まさかのフックオフ。

 姿を確認できなかった後悔と、見なくて済んだという安心感。
 いやあ、ほんとになんだったのだろう。
 可能性が一番高いのは鯉だろうが、鯉のテールじゃあなかったぞ。
 鯉であればほんとに、とてつもない大きさだ。
 ハクレン?ソウギョ?レンギョ?いやあ尾鰭がちがう。
 ほんとにレッドテールキャットフィッシュ?
 誰か放した?

 謎の魚、なんなんだ。
 水がいつもの透明度だったら、もう少し確認できたろう。
 ほんとに不思議な魚でした。

 おもわぬ展開になってしまったが、今シーズンの涸沼最終確認できた。
 これで涸沼へ思いはあきらめが着いた。
 また、来シーズン。
 



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