ナチュログ管理画面 フライフィッシング  フライフィッシング 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2017年02月24日

サヨウナラ ミホノブルボン

 ミホノブルボンが亡くなった。

 距離を不安視されながら、無敗でダービーまで上り詰めた。

 血統的な背景を、猛烈な調教で覆していった。
 できて間もない栗東の坂路をこれでもかと駆け上がる。
 故障覚悟の猛調教。
 当時は多くの批判もあったと記憶する。
 それでも戸山調教師は信念を貫いた。

 それにこたえたミホノブルボン。

 文献の知識でしかない知らない悲劇のダービー馬 トキノミノルに
 レースのたびに思いを重ね合わせた。
 トキノミノルも距離の不安を指摘されながらダービー馬になった。
 レース中にはすでに感染していたと思われ、
 レース後に破傷風により死亡する。
 大学の恩師が当時の治療に携わり、よくトキノミノルの話をしてくれた。

 無敗で三冠をとるかと思われた菊花賞。
 ライスシャワーの2着に屈する。
 逃げを打ちたいブルボンに対し、幹夫騎乗のキョウエイボーガンが
 宣言通りの大逃げを打つ。
 ブルボンファンの自分はテレビに向かい幹夫に対し、罵声を浴びせた。
 しかし、この選択も真摯に考え抜いた末の幹夫を含めた関係者の結論だったのだろう。

 その後は度重なる故障を克服できず、菊花賞2着を最後に引退をする。

 結果的に戸山為夫調教師の調教は間違っていたのだろうか。
 安馬だからできたことだったのだろうか。
 いろいろな誹謗中傷もあった。

 長い距離は無理だ無理だと、
 距離適性に批判がある中、その声を次々に覆していったミホノブルボン。
 たくさんの感動をもらいました。

 猛調教で身にまとった筋肉のよろい。
 あなたのあのでかいケツは決して忘れません。
 栗毛のスーパーアスリート ミホノブルボン。
 本当にありがとうございました。

 サヨウナラ ミホノブルボン。



このブログの人気記事
鹿島アジング
鹿島アジング

鹿島サヨリ
鹿島サヨリ

少しづつ日常に
少しづつ日常に

レーダーリフレクター「みえな ア缶」を作る
レーダーリフレクター「みえな ア缶」を作る

今年の一発目
今年の一発目

同じカテゴリー(独り言)の記事画像
フグは嫌い。
ジグヘッド考察③
ジグヘッド考察②
ジグヘッド考察①
同じカテゴリー(独り言)の記事
  (2022-10-18 19:20)
 燃える闘魂 (2022-10-02 04:54)
 2020東京オリンピック (2021-08-14 19:22)
 第5波 (2021-08-09 21:40)
 令和2年11月25日(水)午前7時40分 (2020-12-02 21:03)
 どうにかしたいこの仕組み (2020-04-26 10:49)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
サヨウナラ ミホノブルボン
    コメント(0)