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2017年09月12日

大ダイをラインブレイクでバラス

 9月10日(日) 中潮 晴れ 気温29℃ 水温23℃

 久慈沖へ。
 前情報ではアオモノは芳しくないが、マダイの数が出ているよう。

 黒潮の流れが入る所ではカツオが回遊しているようだ。

 アオモノのジギングが中心だが、タイラバは持ち込んだ。
 テンヤは用意せず。

 魚探にはベイトの反応は薄い。
 鳥山、ナブラも確認できない。

 とりあえず、船が集まっている地点を目指す。

 中途で薄い根が絡む場所にて魚の反応が映る。
 やってみることに。

 90gアイメタルTBに4/0フックシングルの組み合わせ。
 水深は35m前後。

 数投目で反応。
 あわせるが、魚の反応がごくわずか。
 上げると、15センチ程度のチャリコ。下顎からぐっさり突き刺さっている。
 このサイズが反応する?
 これはマダイの群れ?

 すかさず、タイラバ フリースライドTG45gを入れてみる。
 スカート部は自作のラバー。
 フックはバス用のサクサスフックを流用。

 一投目、着底からの巻き上げですぐさま反応がある。
 そのまま1mほど巻き上げると、魚が反転。
 ゆっくりとあわせを入れ、針掛かり。

 最初は魚もそれほど抵抗なく上がってきたが、
 5mほど巻き取ると、猛抵抗が始まる。
 かなりの重量感、抵抗感からも間違いなく大ダイの証。

 気がかりは海底の状態。
 直前に、船長、メタルジグをネガカリでロストしている。
 魚探も激しい感じではないが、ゴツゴツ感を映している。

 一挙に15mほどラインが出される。
 リーダーがフロロの3号。
 根ズレをすれば、到底持ちこたえられない。

 通常はマダイなので根ズレの心配はしないのだが、
 船長直前の根がガリが気になってしまう。

 ドラグを若干きつめにしてしまう。

 やり取り5分ほど。
 プツンと、こと切れる。
 やっちまった。やっぱりだ。
 戻ってきたリーダーはザラザラ。
 しかし、決断部はタイラバの結び目。
 ラインテンションに、結束部が耐えきれなかったようだ。

 根が気になり、ドラグを緩めに出来なかった。
 どうせならば、好き勝手に走らせてあげればよかったのだろう。
 おそらく、余裕の5kg越えであろう。
 自己記録は間違いなかったはず。
 
 激しく落ち込む自分。
 ここ数年、でかい魚のラインブレイクが年に1,2回ほど。
 それぞれ魚種は違うのだが、進歩がない。
 今シーズンもやっちまった。
 中途半端に、知識と経験が付いたせいであろう。

 その後、落ち込みの中途でも、その日の釣りは続く。
 
 フラペンブルーランナーでペンペン。
 潮目から引っ張り出す。

 メタルジグのキャスティング、ジャークから魚を反応させてからの
 カーブフォールで食わす。フォール時のまとわりつく反応がたまらない。
 イナダ、ショゴ、ゴマサバ。
 アオモノは多数。

 再度、タイラバにて30センチチョイのチャリコ。
 悔しいので、タイ飯用にキープ。

 いずれの魚も大きさは大したことはない。

 何と言っても朝一の大ダイがハイライト。
 しばらくは、吹っ切れないだろう。

 仕方がない、さっさと、タイラバのスカートを作って、次の機会に備えよう。

大ダイをラインブレイクでバラス



 
大ダイをラインブレイクでバラス


大ダイをラインブレイクでバラス




 そろそろ、涸沼のシーバスにも相手をしていただきますか。




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