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2020年09月12日

常磐の海でヒラメを狙う

 9月9日(水) 晴れ 中潮 気温32℃ 

 大型のヒラメを捕獲しよう。
 この時期、たいして旨くはないが、でかいヒラメが見たい。
 砂地に根が入る地形を狙うべく、北に進路をとる。

 海岸着は、丁度太陽が水平線から半分顔をだしたころ。
 日の出を見に来ている人もチラホラ。
 見る人にとっては綺麗に映る景色なのだろう。

 残念ながら自分にはそういった感情を持ち合わせていない。
 見物客をしり目にとっとと出艇の準備にかかる。

 海は波気はたしたことは無いが、おとなしくもない。
 風もたいしたことはないが、お昼前には東寄りの風が強くなる予報である。

 出艇準備が終わるころには、太陽も昇り切り、
 見物客もいなくなった。

 沖出しを始めると案外、押しが強い。
 うねりが見た目以上に大きい。

 とっとと沖まで動いたほうが良さそうである。
 全速力でパドリング。

 水深8m程度まで出るといくらか落ち着いている。
 しかし、思ったほどではない。

 とりあえず、ワームを入れてみる。
 
 一投目、いきなり咥えやがった。
 捕獲は59cmのいいサイズのマゴチ。
 朝一いきなりなので、しばし考える。
 キープ?リリース?

 まだほんの沖出しポジション。
 本命のポイントはまだまだ先だ。

 ストリンガーにつなげば、機動力は極端に落ちる。
 かといって、旨そうだし。
 絞めて、クーラーに入れても、あしが早くなるし。
 困った。

 考えた挙句、やはりキープすることに、
 艇の右側にストリンガーでつないだ。

 その後、300mほど先で鳥山発生。
 近づくと、水面上ベイトも追い回している。

 サスケ裂波を入れるもかするだけ。
 20gのジグパラを入れて反応。
 捕獲はワカシ。
 次々にかかる。
 こりゃあダメだと移動。

 ナブラが広範囲に出ているので、
 サイズが大きそうなナブラを目指す。

 ルアーをサスケ裂波に戻すも無反応。
 ?おかしい。

 目の前でベイトを捕食した。
 ベイトは10cm前後のカタクチだった。

 ルアーサイズを105に変える。
 これにてアジャスト。

 ひったくるバイトが連発する。
 こりゃあサイズをあわせりゃあ何でもいけるじゃあねえか?
 TKLMを入れてみる。
 反応しない。後ろを追いかけてくるのだが、咥える気配はない。
 
 サスケ105に戻すとひったくる。
 おもしろい。なんでもいいわけではないらしい。

 52,53cmのイナダ2尾をキープする。
 いくらでも釣れるが、本命はヒラメのために切り上げる。

 時間はまだ8時前である。
 ところがこの時点で、かなりの船酔い。
 沖に出ると、結構なうねりが入っていたのだ。

 完全にカヤックが埋まってしまうぐらいのうねりが、
 10分に一回くらいは入る状態。
 気持ちは折れかけている。

 パドリングにも力が入らない。

 その後、頑張って一時間ヒラメを狙ってみたが、反応が返ってこない。
 この釣りは、余計に酔いを助長する。

 9時前にギブアップ。
 はるばる北方面に出向いたが、3時間も浮くことできず。
 目的のデカヒラメどころではなかった。

 しかし、この後すぐに東寄りの風が入りだした。
 結果的には良かったのかもしれない。

 帰りに涸沼に寄ってみた。
 いつもの涸沼だった。
 そろそろ涸沼も考えよう。
常磐の海でヒラメを狙う



 



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