2016年04月02日
涸沼のシジミについての持論
涸沼の大和シジミ。
こいつは旨い。
採捕してからの流通までの管理で旨さはかなり
違ってくる。
販売先の管理にはそれぞれノウハウがあり、
同じ区域で捕れたにもかかわらず、
食べるときには味に差が出るのだ。
さて、震災後、徐々に採捕高は下降して、
昨年は全くのからっきし。
漁師さんたちもお手上げの状態だった。
まあ、地元漁師にしてみれば、そういうサイクルとの
認識があるようで、「今年はだめだっぺ」ぐらいの感覚だったようだ。
小さいサイクルが5年周期、大きなサイクルが20年周期と大雑把な
感覚があるそうだ。
昨年は5年と20年の最下降付近にあたるのではないかと言っていた。
しかも、震災により涸沼付近は、おおよそ50センチほどの地盤が沈み、
涸沼自体の湖底も大幅に変化している。
例えば、本流筋の微妙な溝が埋まってしまった。
本流筋が埋まることにより、
干満による流れに大きな変化が現れた。
ミオ筋に沿って流れていた潮が、高低差が無くなり、涸沼全体として
大きな流れが出来るようになった。
ミオ筋の流れで変化が生み出されていたものが、あまり変化のない
のっぺりとした流れに変わったのだ。涸沼全体が動くようになった。
といっても、外海とは違いほんとにわずかな変化ではあるが。
すると、一個あたり数十万という卵は流れが滞留する場に多く留まって
いたはずが、どばっと海に下るようになってしまう。
結果、シジミの数が激減する。
涸沼シジミサイクルと地盤沈下が絡み合った結果と考える。
本流筋は戻りつつあるはずではあるが。
さて、当然涸沼の生態系にも影響していると思われ、
その中にはシーバスの動きにも変化が表れてるはずである。
昨年ようやく、震災後の動きを幾らか理解したつもりになっているが、
さてさて、今シーズンはどうだろう。
そろそろ、涸沼にもシーバスが入ってくるころだろう。
幸い、4月から職場が変わり、前職場より、時間が取れそうな気配。
今シーズンは外海カヤックと、涸沼と、そこそこ行けそうな気がする。
楽しみだ。
こいつは旨い。
採捕してからの流通までの管理で旨さはかなり
違ってくる。
販売先の管理にはそれぞれノウハウがあり、
同じ区域で捕れたにもかかわらず、
食べるときには味に差が出るのだ。
さて、震災後、徐々に採捕高は下降して、
昨年は全くのからっきし。
漁師さんたちもお手上げの状態だった。
まあ、地元漁師にしてみれば、そういうサイクルとの
認識があるようで、「今年はだめだっぺ」ぐらいの感覚だったようだ。
小さいサイクルが5年周期、大きなサイクルが20年周期と大雑把な
感覚があるそうだ。
昨年は5年と20年の最下降付近にあたるのではないかと言っていた。
しかも、震災により涸沼付近は、おおよそ50センチほどの地盤が沈み、
涸沼自体の湖底も大幅に変化している。
例えば、本流筋の微妙な溝が埋まってしまった。
本流筋が埋まることにより、
干満による流れに大きな変化が現れた。
ミオ筋に沿って流れていた潮が、高低差が無くなり、涸沼全体として
大きな流れが出来るようになった。
ミオ筋の流れで変化が生み出されていたものが、あまり変化のない
のっぺりとした流れに変わったのだ。涸沼全体が動くようになった。
といっても、外海とは違いほんとにわずかな変化ではあるが。
すると、一個あたり数十万という卵は流れが滞留する場に多く留まって
いたはずが、どばっと海に下るようになってしまう。
結果、シジミの数が激減する。
涸沼シジミサイクルと地盤沈下が絡み合った結果と考える。
本流筋は戻りつつあるはずではあるが。
さて、当然涸沼の生態系にも影響していると思われ、
その中にはシーバスの動きにも変化が表れてるはずである。
昨年ようやく、震災後の動きを幾らか理解したつもりになっているが、
さてさて、今シーズンはどうだろう。
そろそろ、涸沼にもシーバスが入ってくるころだろう。
幸い、4月から職場が変わり、前職場より、時間が取れそうな気配。
今シーズンは外海カヤックと、涸沼と、そこそこ行けそうな気がする。
楽しみだ。
Posted by syouhou at 10:52│Comments(0)
│涸沼